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ダクト用語集

ダクト工事専門「ダクト工事本舗」で使用しているダクト用語集を作成してみました。ダクト工事施工に関する情報の一助になれば幸いです。

 

亜鉛鉄板

亜鉛めっき加工された鋼鈑。従来から、家電・自動車・建築など多くの分野で使用されている。主にダクト用では用途やサイズによって、0.5㎜・0.6㎜・0.8㎜・1.0㎜・1.2㎜・1.6㎜の板厚のものが使用される。ダクト材としてはレギュラースパングル(花紋)の6巾のものが主流だったが、無鉛化の要求から、最近ではゼロスパングルで4巾のものに移り代わりつつある。

ステンレス鋼鈑

亜鉛鉄板に比べ耐食性が高く、建築資材としては腐食に考慮すべき場所に多く使用される。
ニッケルやクロムの含有量の違いによって、多くの種類が存在するが、ダクト材としては、SUS304が一般的。表面の仕上げについても種類が多く、建築資材ではNo.4・ヘアライン・2Bなどが多く使用されている。ダクト材の仕上げは2Bが一般的。

塩ビ鋼鈑

亜鉛メッキ鋼鈑やステンレス鋼鈑に樹脂フィルムを積層させた複合材料。ダクト材では一般的に亜鉛鉄板に塩ビフィルムを積層したものを使用する。耐酸性、耐アルカリ性、耐薬品性、耐塩性に優れ、医療や半導体など産業空調の分野で多く使用されるが、プラズマ切断機で切断できないため、加工にかかる手間が多く、製作コストが高い。

ガルバリウム鋼鈑

めっき金属として主にアルミニウムを使用している。高い防食性を持ち、ステンレス鋼鈑に比べ価格的に安価であることから、建物の外装材として近年使用が増加している。ガルバリウム鋼鈑はメーカーの商品名であるが、スーパーダイマやZAMなど各メーカーが類似の商品を生産しており、めっき成分や性能にそれぞれ特色がある。

ダクトフランジ

ダクトとダクトを接続するためにダクトの端部をフランジ状に加工する。主にアングルフランジ接続と共板フランジ接続があるが、メッツフランジなどのスライド工法と呼ばれるものも存在する。
国交省の仕様では、アングルフランジのアングルサイズはダクトサイズやダクト内の静圧によって定められており、4段階に分けられる。主に大型のダクトや、排煙ダクトなどに使用されることが多い。共板フランジ工法は、ダクト端部の鉄板をそのまま加工してフランジとする為、施工性やコスト面で優れており、現在、最も一般的な工法といえる。

ダクトパッキン

ダクトの接続部分の気密性を保つために、フランジ接合面にパッキン材を挿入するが、用途によって様々な種類がある。一般的な換気・空調ダクトにはオフィレンプラスチック系のテープ状ものを使用するが、屋外や厨房排気ダクトにはブチルゴムを基材としたものを使用する。
この他にも排煙ダクトなど、高温での使用が想定されるダクトには、ロックウール繊維をフェルト状に加工したパッキンなどがある。平成元年度の建設省仕様から、ロックウール等に記載が変更されており、現在ではアスベスト系のパッキン材は使用されていない。国土交通省の不燃材料認定品や、食品衛生法に合格したもの、耐薬品性を持つもの、使用温度が高いもの、気密性に優れたもの、いずれも工法や使用環境に合わせて選定する必要がある。

ウェザーカバー

雨水の侵入を防いだり、外部からの風の風圧を和らげるために、OAダクト(外気取入れ)やEAダクト(排気)の外壁部分の屋外側に設けるダクトカバー。屋外に設置するため、ステンレス鋼鈑製やガルバリウム鋼鈑製が多く用いられるが、小型の既製品にはアルミ製のものもある。

ダクトフード

厨房のフードが一般的に知られているが、工場の集塵装置や薬品を使用する場所での排気など、湯気や汚染空気の拡散を防ぐ為に設ける箱型の排気口のこと。
風量や用途によって、大きさや形状を選定する必要がある。厨房フードに関しては面風速のほかにも、火元からの距離などによって大きさの規定がある。

ボルトナット

以前は2分5厘のボルトナットが主流だったが、現在ダクトの接続に用いるボルトナットは8㎜径の首下20㎜のものが一般的。アングルフランジ工法でアングルサイズがL5×40の場合は首下25㎜のものを用いる。ユニクロ製、溶融亜鉛めっき製、SUS304製を用途によって使い分ける。

コーキング

気密性や防水性の保持の為に、施工や製品の隙間に充填するもので、材料にはシリコーン系やポリウレタン系の樹脂が使用される。屋外など暴露が多い箇所では従来のニトリルゴム系ダクトシール材より使用に適している。

ダンパー

ダクト内を通過する風量を調節するもの(VD)、空気の逆流を防ぐもの(CD)、火災の際に延焼を防ぐ為に内部を遮断するもの(FD)と、様々な種類が存在する。特に火災に関するダンパーは法律で設置が義務づけられており、その設置方法にも細かい行政の指針が存在する。

マイクロダクト

ガラス繊維を熱硬化性樹脂で固め、外側をガラスヤーンで補強したアルミ箔で仕上げた、厚さ25㎜のグラスボード板で製作するダクト。ガラス繊維の密度は64㎏/㎥で断熱性及び消音性に優れている。
現在は国土交通省の標準仕様書にも記載されており、映画館やホールで多く使用される。空調機のサプライチャンバや、吹出口や吸込口の器具ボックスでの使用も一般的になりつつある。

保温フレキシブルダクト

グラスウールを外装材と内装材で挟んだ構造の、丸型ダクト。可撓性に優れ75㎜φから600㎜φまでのラインナップがある。内装材はガラスクロス、ポリエステル不織布、ポリエステルフィルムなどがあり、外装材もアルミニウム蒸着フィルムや合成樹脂フィルムのものがある。
基材となるグラスウールも16㎏/㎥・20㎏/㎥・24㎏/㎥と様々で、価格帯も幅広い。強度を保つためにスパイラル状に加工したピアノ線で補強されているが、その方法もメーカーによって様々で、現在では輸入品も多く、ダクト資材の中では最も種類が豊富といえる。国土交通省の不燃材の認定を取得しているものと、そうでないものがある。

フレキシブルダクト

0.11㎜のアルミニウム板を成型加工したアルミフレキダクト、0.08mmの電気めっき鋼鈑を成型加工した鉄フレキシブルダクト、0.11mmのステンレス鋼鈑を成型加工したステンレスフレキシブルダクトがあり、いずれも丸型のダクト。強度と可撓性を保つために蛇腹状に成形されており、形状を保持する特徴がある。
主に吹出口や吸込口などの器具ボックスとの接続に使用される。また最近ではアルミ箔にポリエステルフィルムを蒸着させたシートを、らせん状に加工した高炭素鋼線を挟んで3層に重ねたワイヤーアルミフレキシブルダクトも多く見受けられ、こちらはスパイラルダクトの代替品としての使用が多い。

角ダクト

四角い形状のダクト。鋼板製のダクトの材料は亜鉛鉄板、ステンレス鋼鈑、塩ビ鋼鈑、ガルバリウム鋼鈑と大きく4種類ある。国土交通省の共通仕様では、サイズや静圧または工法によって、板の厚さや接続方法、補強や支持方法についての仕様が定められている。

丸ダクト

一般にスパイラルダクトと呼ばれる。巾100mm前後にスリットされた鋼鈑をらせん状に巻きながら、ハゼと呼ばれる工法で板と板を接合し筒状に成形したもの。材質は角ダクトと同じく、亜鉛鉄板、ステンレス鋼鈑、塩ビ鋼鈑、ガルバリウム鋼鈑の4種類がある。
また、筒状に成形した鋼鈑を溶接するものもあるが、これはシームレスダクトと呼ばれ気密性に特に優れており、主にステンレス鋼鈑を用いて半導体工場などで多く使用される。

塩ビダクト

PVC(ポリ塩化ビニル)の板を加工成型したダクト。鋼板製と同様、角ダクトと丸ダクトがある。板と板の接合部は全てPVC溶接されており、ダクトの接続も塩化ビニル製のフランジで接続する。
ダンパーや送風機などもPVC製が存在し、その規格は一般的なダクトとは異なる。気密性に優れ、耐薬品には特に優れているため、産業空調や下水処理施設での使用が多い。

フォースター(F☆☆☆☆)

ホルムアルデヒドを発散する建材について、JISまたはJASによって格付けされた、建材のホルムアルデヒドを発散する量の等級をさす。フォースターはその中で最も発散レベルの低いもので、建築基準法の規制を受けずに使用できる。
ダクト資材の中にもダクトシールやグラスボードなどホルムアルデヒドを発散するものがあるが、いずれもフォースターが取得できている。

アンカーボルト

構造物に設備機器などを取付ける場合にコンクリートなどに埋め込んで使用するボルトのこと。あらかじめコンクリート打設時に埋め込むものや、あとからコンクリートに穴を開け打込む方法がある。
打込みアンカーは、雌ネジのオールアンカーや雄ネジのボルトアンカーなど種類も様々だが、取付ける設備の重量によって選択する必要がある。昨今、耐震に対する意識が高まっていることから、メーカーの技術講習を受けることが推奨されている。

消音器

一般にダクトの送風系統に使用する消音器は、サイレンサーと呼ばれる消音装置や、エルボやチャンバーに吸音板を装着した消音エルボ、消音チャンバーなど、様々な種類が存在する。
この他に吹出口や吸込口のボックスも吸音材を内貼りしたり、マイクロダクト製にすることによっても消音効果が得られる。また、騒音発生源を消音パネルで囲む方法も有効な場合があるが、いずれも消音計算によって選定することが望ましい。

溶融亜鉛めっき

亜鉛を溶かしためっき漕に母材となる鋼材を浸して、その表面に亜鉛合金層を形成する防錆処理のこと。表面の亜鉛が錆びることにより酸化被膜を形成し、母材の腐食を抑制することが出来る。作業工程はJISによって定められており、亜鉛皮膜の厚さも素材ごとに異なる。

 

 

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